炭酸シュワー日記

炭酸飲んだ時みたいな爽快な気分で書いていこうと思います。

立川志らくの落語は好きな曲のよう

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高座だけでなく、テレビ、演劇、映画など登壇するすべての場で、落語の世界観を表現し、「全身落語家」と自らを呼称している

そうです。これはすごいですね。落語ってかなりなアーティストでないとできないと思うのです。同じネタでも語る人によって全然異なってきますし、うまい人の落語は何度聞いても面白い。

まるで自分の好きな音楽と同じようです。好きな音楽、メロディーって何度聴いても飽きないじゃないですか。むしろ何回でも聞きたい。聞くたびになんだか新しい感動が湧き上がってくるのが音楽だとすると、聴くたびに新しい笑いが沸き起こってくるのが落語なのかもしれません。

落語の始まりは?

落語ってなに? - 落語はじめの一歩|落語芸術協会

こちらのサイトによると、

落語の始まりは、室町時代末期から安土桃山時代にかけて、戦国大名のそばに仕え、話の相手をしたり、世情を伝えたりする「御伽衆(おとぎしゅう)」と呼ばれる人たちでした。 

 昔は今のようなメディアがありませんでしたから、情報は紙で伝えられることもあったようですが、多くは口頭が多かったのではないでしょうか。そして落語家はその役目を担っていたのかもしれません。

ただ、聴衆というのは厳しいもので、面白い話でないと聞いてくれない。そうなると本当かどうかはさておき、いかに面白く話しを語れるか、ということが重要になってきます。そうやって面白い落語が出来上がってきたのかななんて想像してしまいます。

歌丸さんはロックだった

 

落語と聞いて一番多くの人が思い浮かべるのが恐らく笑点。この番組は日本テレビ系列で1966年5月15日から毎週日曜日夕方に放送されていると言いますから、え?もう50年以上放送されているということですね。

常に老舗感満載ですけど、ずっと見続けられている番組ではないでしょうか。そして先日亡くなられた歌丸さんや円楽さんのやりとりを聞いていると、なんともロックというか権力に屈しないというか、とても風刺の効いたことを言うなーというのが印象的でした。

ロシアW杯ではプッシーキャットが決勝戦に乱入して大ひんしゅくをかいましたが、ああいうロックではなく、笑いをとりつつも風刺を利かせる。これが日本の伝統芸能落語なのではと思った次第です。

いつも近くにありながらも中々深く知ることがなかった落語。幸いなことに名落語は今でも聴くことができます。是非ドライブ中とか家事をしながらとか、通勤中に聞いてみてはいかがでしょうか。きっと新たな笑いや風刺が効いた視点を持つことができるようになりますよ。

 

 日本文化の落語を今後も受け伝えて行きたいですね。